ジャッキーチェンといえば誰もが知っている世界的アクションスターです!





僕は物心ついた時からジャッキーの映画観て育ったと言っても過言ではないのですがそんな彼の名作映画の中で今回は「酔拳2」を語っていきたいなと思います。





もう有名ですから今さらかい!知ってるわい!見たわい!って方もいらっしゃるでしょう、しかしこの映画知られざる恐ろしいラストがあるの知ってましたか?僕は大人になってそれを聞いた時怖ってなりました。





あらすじ





列強進出が著しい清朝末期の広東。酔拳を会得したものの酒の勢いで暴走してしまうフェイフォン(ジャッキー)は父ケイインから酔拳の危険を説かれ、飲酒を禁じられてきた。





そんなある日、父と薬材の仕入れに出たフェイフォンはひょんなことから高名な武術家マンケイと知り合い、中国皇帝の秘宝「翡翠の印章」の略奪事件に関わることになるが・・・。って話です。





ちなみに主人公のウォン・フェイフォン(黄飛鴻)は当時実在した中国武術の達人で、彼を主人公にした映画はいっぱいあって特に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズは有名です。僕はジェット・リー版が本当大好きなんでいずれ語らさせてください!(笑)




僕と酔拳





この見出しだとまるで僕は酔拳やってたみたいな感じになりますが違います(笑)





僕がこの映画を見たのは中学ぐらいだと思いますが、あまりに「1」との違いに驚きました。全く物語は繋がってませんが前作も面白いです、特に師匠のキャラクターは色んなパロディを見たことあるかも知れません。2は大好きすぎて何回見たか分かりません(笑)





何てったって母親のキャラが面白い!







母親のリンが強くて肝っ玉も座ってて、厳格で真面目すぎる父親とのバランスが凄く良くて。フェイ・フォンと掛けあいの痛快さとか、作中コメディリリーフとしてこの作品を盛り上げてくれます。





香港カンフー映画で母親のキャラクターがよくできてる作品はそれだけで面白さが違う気がします




そしてが個性的で面白い!戦うのは中国人を過酷にこき使うイギリス領事館で雇われてる奴らなんですが。






先ずはなぜか突然出てくるマッチョな鎖男





その鎖の先を燃えてる炉の中に入れて熱せられた鎖を振り回す炎大回転の技を使ったり。(笑)拳に鎖を巻き付け、度えらい威力のナックルパンチを放ってきます!






そしてスーツ姿の中国人武術家2人!やたらと目つきが鋭くてテクノカット刈り上げの中ボス!こいつがま〜小さいんですがやたらと強くて気性が激しい!しかもジャッキーが他の奴と戦ってるのに横からちょっかいかけてくるヤラシイ奴なんです(笑)





そうそうコイツのやられ方は痛快ですよ(笑)






そして何よりコイツですよ!ラスボス長身眼鏡にやけ面男





足技使いでとにかくその足の長いリーチと速さ、角度の多彩さで主人公を苦しめてきます。その見事な足技に惚れ惚れしますよスーツ姿で中国拳法使うってそれだけでカッコ良過ぎてドツボ!なんですがコイツの眼鏡外す瞬間はヤベェたまんね〜!!ってなりますよ(笑)





ジャッキー映画の中でも屈指のラスボスだと思いますし、他のジャッキー映画「スパルタンX」のベニー・ユキーデ戦に次ぐベストバウトだと思いますよ!




都市伝説!?謎のラスト





大人になって仕事場でこの映画を観終わった時、ある人が「あれ?俺の知ってるラストと違う。」と言い出しました。





ちなみにDVDなどの記録媒体ではおそらく、敵の領事館に踏み込んだフェイフォンがラスボスの眼鏡男と戦いますが最初苦戦してその場にあった工業用アルコールを爆飲みして覚醒!見事撃破、ゲップしたら口から泡が出てエンドロールなんですが。





その人が見たラストは、工業用アルコールを飲み過ぎたフェイフォンは副作用で目が見えなくなって頭もおかしくなって終わる




何と恐ろしい!





僕は何十回とこの映画を観てますが知りもしませんでした。どうやら調べたら本国ではそれで公開されたらしく後にカットされたのこと。未だに怖くて観れてないんですが、当時そのラストを観てたらトラウマになったかも知れません(汗)興味がある方はネットで調べて下さいな。





ついでですが酔拳3ってのも出てます、主演はジャッキーでもないですし前作との繋がりも全くなく最後まで観た僕のリアクションは・・・こうです